聖エイダン(ファーンズ) - The Sacred Secret
聖人

聖エイダン(ファーンズ)

マエドック/モーグ/ファーンズ初代司教
Saint Aidan de Ferns(仏)/ Saint Aidan of Ferns / Saint Maedoc(英)/ Aidanus Fernensis(羅)
◆ 年代 550年頃〜632年1月31日(享年約82歳)
◇ 出身地 イニスブレフニ島(現アイルランド、カヴァン州)
◆ 祝日 1月31日
◇ 守護分野 ファーンズ教区・ウェックスフォード州・アイルランド
◆ シンボル
司教の祭服・司牧杖 蜜蜂の巣(ウェールズから持ち帰った) 王冠・オーブ・斧(メダイ図像)
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Life / 生涯

550年頃、現アイルランド・カヴァン州のテンプルポート湖に浮かぶイニスブレフニ島に生まれました。父セトナはコノート王の血を引く首長。誕生直後、洗礼のために本土へ渡る船がなく、石板に乗せて奇跡的に湖を渡らせて洗礼を授けたという伝説が残っています。幼少期にアイルランド高王の人質とされた後、クロナード修道院で聖フィニアンのもとで学び、さらに謙虚さを求めてウェールズに渡り聖デイヴィッドのもとで長年修行を積みました。

570年頃アイルランドに帰国する際、ウェールズから蜜蜂の巣を持ち帰ったと伝えられています。ウェックスフォード沿岸に上陸すると、その度量ある行動で地元の首長の信頼を得て土地の供与を受けます。598年頃にファーンズに教会と修道院を設立し、初代ファーンズ司教に任命されました。生涯で30以上の教会と多くの修道院を建て、レンスター地方のキリスト教化に決定的な役割を果たします。632年1月31日、レイトリム州のロフ・メルヴィン湖畔で帰天しました。

Episode / エピソード・伝承

エイダンの温厚さを表す逸話として有名なのが「水への突き落とし」です。ある者が「あの司教を怒らせてみせよう」と言って、小川の岸に立っていたエイダンを背後から突き落とします。するとエイダンは笑顔で川から上がってきたうえ、服まで濡れていなかったとされています。驚いた男はその場で告白して詫びたと伝えられています。

また断食家としても知られ、7年間にわたって大麦パンと水だけで生活し、毎日500の詩篇を唱えたと伝えられています。9世紀に制作された彼の聖遺物箱「ブレック・マオドック」は現存するアイルランドの中世聖遺物箱の中でも特に貴重なものとして、現在ダブリンの国立博物館に所蔵されています。ファーンズの大聖堂は今も彼の名「聖エイダン大聖堂」を冠し、地下にはその石棺が残されています。

なお、Bliss社をはじめ一部のメーカーのメダイでは、王冠・オーブ(宝珠)・斧を持つ王族風の姿で描かれることがあります。「Aedan」「Aidan」という名前はアイルランドでは非常に一般的であり、同名の聖人が複数存在するため、図像の由来については諸説あります。リンディスファーンの聖エイダン(祝日8月31日)など、他のエイダンと混同されているケースも見受けられます。

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