聖ヴァルブルガ - The Sacred Secret
聖女

聖ヴァルブルガ

ワルプルギス/ヴァルプルギス/ドイツ宣教の修道院長
Sainte Walpurgis(仏)/ Saint Walburga / Saint Walpurgis(英)/ Walpurga Eichstettensis(羅)
◆ 年代 710年頃〜779年2月25日(享年約69歳)
◇ 出身地 デヴォン(現イングランド、ウェセックス王国)
◆ 祝日 2月25日(帰天日)/ 5月1日(聖遺物移転・旧ベネディクト暦)
◇ 守護分野 アイヒシュテット・アントウェルペン・嵐・疫病・農業・狂犬病・水夫・農夫
◆ シンボル
小瓶(聖油・奇跡の油) 修道院長の杖(クロジア) 足元の王冠(王族の出自) ベネディクト会の修道服
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Life / 生涯

710年頃、現在のイングランド南西部デヴォン地方の王族の家に生まれました。父は西サクソン王の一族に属する聖リチャード王、兄弟は聖ウィリバルドと聖ウィニバルドという信仰者の一家です。また大叔父は「ドイツの使徒」聖ボニファティウスです。11歳でドーセットのウィンボーン修道院に入り、26年間にわたって修道・学問の修行を積みました。

748年頃、聖ボニファティウスの要請でドイツ宣教のためイングランドを発ちますが、航海中に激しい嵐に遭います。ヴァルブルガが甲板でひざまずいて祈ると嵐が静まったとされており、水夫たちがその奇跡を語り広めたため、上陸前から名声が広まったと伝えられています。ドイツに着いてからはまずビショフスハイムで活動した後、弟ウィニバルドが創設したハイデンハイム修道院の女子修道院長となります。761年にウィニバルドが亡くなると、兄ウィリバルド司教の任命を受けて男女両方の修道院を統括する院長となりました。779年2月25日、ハイデンハイムで帰天しました。

Episode / エピソード・伝承

ヴァルブルガの最も有名な奇跡は「聖ヴァルブルガの油(Walburgisöl)」です。870年頃にアイヒシュテットへ聖遺物が移送された際、墓から奇跡の油が流れ出し始め、多くの病人が癒されたと伝えられています。この油は今日もアイヒシュテットの聖ヴァルブルガ修道院で毎年10月から2月にかけて採取・配布されており、1,000年以上絶えることなく続くとされています。

「ヴァルプルギスの夜(Walpurgisnacht)」として知られる4月30日の民間行事は、5月1日に聖遺物がアイヒシュテットに移送されたことを記念する彼女の別の祝日(5月1日)の前夜に当たります。中世のヨーロッパではこの夜に魔女が集うという民間伝承が生まれましたが、これはキリスト教以前のゲルマン春祭りと聖女への崇敬が混ざり合ったものです。ヴァルブルガは「イングランドとドイツの最初の女性著作家」とも言われており、弟ウィニバルドの伝記と兄ウィリバルドのパレスチナ旅行記をラテン語で記しました。

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