聖ジュゼッピーナ・バキタ - The Sacred Secret
聖女

聖ジュゼッピーナ・バキタ

ジョゼフィン・バキタ/スーダンの聖女/「マドレ・モレッタ(黒い母)」
Sainte Joséphine Bakhita(仏)/ Saint Josephine Bakhita(英)/ Iosephina Bakhita(羅)
◆ 年代 1869年頃〜1947年2月8日(享年約78歳)
◇ 出身地 オルゴッサ(現スーダン・ダルフール地方)
◆ 祝日 2月8日(帰天日と同日)
◇ 守護分野 スーダン・人身売買被害者・奴隷制被害者・難民
◆ シンボル
カノッシア会の修道服 十字架 ロザリオ 笑顔(喜びの証)
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Life / 生涯

1869年頃、現在のスーダン・ダルフール地方の村オルゴッサに生まれました。父は部族の長老の親族で、家族は比較的豊かに暮らしていました。しかし9歳頃、畑で働いていたところをアラブ人奴隷商人に拉致されます。恐怖のあまり自分の名前を思い出せなくなった少女に、誘拐犯たちは「幸運な者」を意味するアラビア語「バキタ」という名を与えました。以後12年間、彼女は少なくとも6回以上売買され、ハルツームの奴隷市場を転々とします。ある主人のもとでは胸と腕に60以上の傷を刻まれ塩を塗り込まれるという過酷な拷問を受けました。

1882年頃、イタリア領事カッリスト・レニャニに買い取られたことが転機となります。レニャニ家では初めて人間らしく扱われ、やがてカノッシア修道会のシスターたちと出会います。1890年に洗礼を受けて「ジュゼッピーナ・マルゲリータ」と命名され、1893年にカノッシア会の修道士として入会。1896年に終生誓願を立て、以後50年以上イタリア北部スキオの修道院で門番・料理・刺繍などの奉仕を続けました。1947年2月8日、「聖母よ、聖母よ!」という言葉を最期に安らかに帰天しました。2000年10月1日、教皇ヨハネ・パウロ2世によって列聖されました。

Episode / エピソード・伝承

バキタは生涯を通じて、自分を奴隷にした人々を恨まなかったことで知られています。「もし彼らに会えたなら、ひざまずいて感謝するでしょう。なぜなら彼らの行為が私を神のもとへと導いてくれたのだから」と語ったとされています。スキオの修道院では「マドレ・モレッタ(黒いお母さん)」として地域の人々に深く愛され、その絶えない笑顔と温かさで多くの人を励ましました。晩年は長い病苦の中で、うわ言のように「鎖を外してください…重いです」と言い続けたと伝えられています。

バキタの祝日2月8日は、教皇フランシスコの奨励を受けて「人身売買に反対する祈りと行動の日」としても世界的に記念されています。スーダン出身者としてカトリック教会で初めて列聖された聖人であり、現代の奴隷制・人身売買と闘うすべての人々の守護聖人として、今日ますますその崇敬が広まっています。

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