聖ドロテア(カエサレア) - The Sacred Secret
聖女

聖ドロテア(カエサレア)

ドロテア・カイサレイア/「天の園の乙女」
Sainte Dorothee de Cesaree(仏)/ Saint Dorothy of Caesarea(英)/ Dorothea Caesariensis(羅)
◆ 年代 3世紀末頃〜311年2月6日(没年)
◇ 出身地 カエサレア・マザカ(現トルコ・カイセリ)
◆ 祝日 2月6日(旧典礼・地域典礼)
◇ 守護分野 庭師・園芸・花屋・フローリスト・花嫁・新婚夫婦・醸造家・助産師
◆ シンボル
バラの花輪・花かご リンゴ(天の園の果実) 天使(少年) 棕櫚の枝(殉教)
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Life / 生涯

3世紀末頃、現在のトルコ・カイセリにあたるカッパドキア地方カエサレアに生まれました。ディオクレティアヌス帝の迫害が続く中、キリスト教徒として逮捕されたドロテアは総督サプリキウスの前に引き出されます。拷問にも偶像への供儀への強要にも屈せず、「キリストだけが私の花婿、そして死こそ私の望み」と言い切り、死刑を宣告されました。

処刑場へと歩くドロテアの前に、テオフィルスという異教徒の法律家が現れ「お前の婚約者の園からバラでも送ってくれ」と嘲りました。するとドロテアは「必ずお届けします」と答えます。処刑の直前、6歳ほどの少年が現れ、バラと林檎を入れた籠をテオフィルスに届けました。真冬の2月に咲くはずのない天上の花と果実を目の当たりにしたテオフィルスは、たちまち改宗を宣言。ドロテアは311年2月6日に斬首されましたが、テオフィルスもその後殉教しました。

Episode / エピソード・伝承

ドロテアという名前はギリシャ語で「神の贈り物(Doron Theou)」を意味します。天から届けられたバラと林檎の奇跡から、彼女は庭師・花屋・花嫁の守護聖人となり、中世ドイツ・イタリアを中心に深く崇敬されました。祝日の2月6日には樹木に祝福を与える習慣がある地域もあります。

1969年の典礼改革で史実的根拠が乏しいとして一般ローマ暦から除外されましたが、旧典礼(トリエント暦)や地域の典礼暦では今も2月6日に記念されています。また「ドロテア」という名前は中世ヨーロッパで非常に人気が高く、「ドロシー」「ドリス」など多くの派生名の元となっています。テオフィルスの劇的な回心の物語は演劇・文学の題材としても広く取り上げられ、16〜17世紀ヨーロッパで特に人気を博しました。

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