聖ヴィトゥス - The Sacred Secret
聖人

聖ヴィトゥス

ヴィトゥス/ヴィート/グイ/ルカニアの聖ヴィトゥス/シチリアの聖ヴィトゥス
Saint Guy(仏)/ Saint Vitus(英)/ Sanctus Vitus(羅)
※ 聖ヴィトゥスの生涯に関する歴史的記録は極めて限られており、その詳細は初期キリスト教時代の伝承に基づいています。
◆ 年代生没年不詳(4世紀初頭)
◇ 出身地シチリア・マザーラ・デル・ヴァッロ(伝承)/殉教地:ルカニア(現バジリカータ州)
◆ 祝日6月15日
◇ 守護分野舞踏病(ハンチントン病)・てんかん・犬に噛まれた傷・雷・過眠症・ダンサー・俳優・ボヘミア・ザクセン・シチリア
◆ シンボル
油の大釜(殉教の道具) 獅子(傷つけなかった) 棕櫚の枝 雄鶏
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Life / 生涯

聖ヴィトゥスはディオクレティアヌス帝の迫害時代(3世紀末〜4世紀初頭)のシチリア出身の少年殉教者とされています。父はルキウスという異教徒の貴族で、乳母モデスタと教師クレスケンティウスがひそかにヴィトゥスにキリスト教の信仰を授けました。父が棄教を迫り、様々な拷問を加えたと伝えられますが、ヴィトゥスは信仰を棄てませんでした。迫害を逃れてシチリアを離れ、イタリア南部のルカニア地方(現バジリカータ州)へと逃れたのち、さらにローマへ向かったとされています。

伝承では、ローマ皇帝の息子の悪霊祓いをヴィトゥスが行ったとされますが、皇帝に改宗を迫られると拒否し、獅子の檻に入れられても傷つかず、熱湯の大釜に入れられても无事だったといいます。その後天使に導かれてルカニアへ戻り、そこでモデスタ・クレスケンティウスとともに拷問の傷がもとで亡くなったと伝えられています。ヴィトゥスが「ルカニアの聖ヴィトゥス」とも呼ばれるのはこの殉教地に由来します。ヴィトゥスは「十四救難聖人」のひとりとして中世ヨーロッパで広く崇敬されました。

Episode / エピソード・伝承

「聖ヴィトゥス舞踏病(St. Vitus' Dance)」という病名が知られています。これは今日「ハンチントン病」または「シデナム舞踏病」と呼ばれる、不随意運動を特徴とする神経疾患です。中世において、この病に苦しむ人々がヴィトゥスの祝日に彼の像の前で踊ることで癒しを求めたという伝承から、この名がつきました。また中世ドイツでは聖ヴィトゥスの祝日に踊ることが幸運をもたらすという信仰がありました。

プラハの聖ヴィート大聖堂(ボヘミア王家の聖堂)はボヘミアにヴィトゥスの腕の聖遺物が伝わったことに由来し、現在もチェコを代表する大聖堂としてプラハ城内に聳えています。

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