クーマエの聖ユリアナ - The Sacred Secret
聖女

クーマエの聖ユリアナ

ユリアナ/ユリアナ・オブ・クーマエ/ニコメディアの聖ユリアナ
Saint Juliana of Cumae(英)/ Sancta Iuliana(羅)
※ 史料は限られており、生涯の詳細の多くは聖人伝(ハギオグラフィー)に基づきます。聖グレゴリオ大教皇がナポリ主教に彼女の遺物を求めた書簡が残っており、歴史的実在は確認されています。
◆ 年代285年頃 - 305年頃
◇ 出身地クーマエ(カンパーニア地方・現イタリア)/ ニコメディア説あり
◆ 祝日2月16日
◇ 守護分野病人、病気からの保護
◆ シンボル
鎖でつながれた悪魔 剣(斬首の刑器) 棕櫚(殉教のシンボル)
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Life / 生涯

ユリアナはカンパーニア地方のクーマエ(一説にはニコメディア)に生まれ、アフリカヌスという異教徒の父のもとで育ちました。幼いころからキリスト教への傾倒を深め、密かに洗礼を受け、キリストへの純潔の誓いを立てました。やがてエウィラシウスという貴族の男性と婚約しましたが、ユリアナは相手が洗礼を受けてキリスト者にならない限り婚姻を拒み続けました。

父アフリカヌスはその態度に激怒し、娘を拷問にかけた後、エウィラシウスのもとに引き渡しました。エウィラシウスはローマ長官の地位にあり、さらなる迫害を加えましたが、ユリアナは信仰を棄てませんでした。ディオクレティアヌス帝によるキリスト教迫害(303-305年)の時代に、彼女はついに斬首の刑により殉教したとされています。

その遺体は貴婦人セフォーニアによってイタリアへ運ばれ、カンパーニア地方(クーマエ)に埋葬されたと伝えられます。13世紀初頭にはナポリへ遺物が移され、現在もナポリで崇敬されています。ネーデルランドでも中世を通じて広く信仰を集めた聖女です。

Episode / エピソード・伝承

聖人伝によれば、ユリアナが獄中に閉じ込められたとき、悪魔が天使の姿に化けて現れ、「信仰を棄てれば助かる」と囁きました。ユリアナは「主よ、あなたのはしためを見捨てないでください」と叫び、神の助けによって悪魔の正体を見破り、これを鎖で縛り、引きずり回したと伝えられます。この逸話から、彼女は芸術作品においてしばしば鎖につながれた悪魔を連れた姿で描かれます。

ベーダ・ヴェネラビリスの殉教録にもユリアナの記録が残されており、イングランドでも中世から広く崇敬されました。サラム典礼暦にも彼女の祝日が記されています。

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