聖母

クノックの聖母

アイルランド・クノックの聖母
Notre-Dame de Knock(仏)/ Our Lady of Knock(英)
◆ 年代1879年8月21日出現
◇ 出身地アイルランド・メイヨー州クノック
◆ 祝日8月17日(祭日)
◇ 守護分野アイルランド、病者・病の癒し、巡礼者
◆ シンボル
白い衣と金の王冠子羊と十字架(祭壇)聖ヨセフ・聖ヨハネの姿
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Life / 生涯

クノックの聖母は1879年8月21日の夜、アイルランド・メイヨー州の小村クノックで現れたとされる聖母マリアの顕現である。当夜は雨が降っていたが、地元の聖ヨハネ・バプティスト教会の南側の壁面に、聖母マリア・聖ヨセフ・聖ヨハネ福音記者の姿が光の中に浮かび上がり、脇に子羊と十字架を載せた祭壇が現れたと、15人の証人が証言した。

証人たちは5歳から75歳まで多様な年齢層にわたり、約2時間にわたる出現の間、一言も言葉は語られなかった。その沈黙の出現は「第一のマリア的奉仕」とも呼ばれる。翌年から奇跡的な癒しの報告が相次ぎ、巡礼者が絶えない聖地となった。

1879年のアイルランドは飢饉・貧困・英国の支配という苦難の時代にあり、クノックの出現は苦しむ民への慰めとして受け取られた。1976年に教皇パウロ6世から「国際マリア聖堂」の称号を受け、1979年には聖ヨハネ・パウロ2世が訪問した。教皇フランシスコも2018年8月に巡礼した。

Episode / エピソード・伝承

クノックの出現が特異なのは、聖母が一言も語らなかったという点である。出現に居合わせた一人メアリー・バーンは「彼女は私たちを優しくご覧になっていましたが、何もおっしゃいませんでした」と証言した。その沈黙は、言葉を超えた神の臨在の証しとして神学的に解釈されてきた。

現在のクノック聖地には大聖堂・病者の礼拝堂・巡礼者センターが整備されており、年間150万人以上の巡礼者が訪れるアイルランド最大のマリア聖地となっている。毎年8月17日の祝日にはアイルランド各地から病人を乗せたバスが集まり、特別のミサと病者への祝福が行われる。

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