慈悲の聖母 - The Sacred Secret
聖母

慈悲の聖母

慈悲の元后/マドンナ・デッラ・ミゼリコルディア
Notre-Dame de la Merci(仏)/ Our Lady of Mercy(英)/ Mater Misericordiae(羅)
※ 「慈悲の聖母」の祝日は9月24日を主とする地域が多いですが(贖罪聖母 / Our Lady of Ransom)、修道会・地域により日程が異なります。
◆ 年代起源:中世ヨーロッパ
◇ 出身地広く西方キリスト教世界
◆ 祝日9月24日(おもに、Our Lady of Ransom / Our Lady of Mercy)※地域により異なる
◇ 守護分野囚人・捕虜の解放、慈悲の業、困窮者・苦しむ人々、マントで覆われた人々
◆ シンボル
大きなマント(信者を包む)鎖(捕虜解放の象徴)白と金の衣
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Life / 生涯

「慈悲の聖母(Mater Misericordiae)」は、聖母マリアがすべての人々を大きなマントで包み込む姿で表される伝統的な図像に基づく称号である。中世ヨーロッパに広く普及し、ビザンティン美術にも起源を持つ「マドンナ・デッラ・ミゼリコルディア」の図像では、マントの内側に信者たちが集まる聖母の姿が描かれる。

13世紀には、イスラム圏に拘束されたキリスト教徒捕虜の身代わりのためにペドロ・ノラスコ(聖ペトロ・ノラスコ)とドミニコ・デ・グスマン(聖ドミニコ)が「マリア騎士会(後の贖罪会 / Mercedarian Order)」を創設し、聖母を会の守護としてその称号も「慈悲の聖母(Our Lady of Ransom / Our Lady of Mercy)」と呼んだ。

現行のカトリック暦では「慈悲の聖母」に相当する祝日として9月24日に「贖罪聖母(Our Lady of Ransom)」の記念がある(スペイン・イタリア・贖罪会の典礼など)。また「悲しみの聖母(9月15日)」とは区別される別称号。

Episode / エピソード・伝承

「慈悲の聖母」の図像では、マントを広げる聖母の周囲に王・農民・修道士・尼僧・職人など、あらゆる身分の人々が集まる様子が描かれる。この図像は中世の疫病や戦争の時代に「すべての人を等しく包む神の慈悲」を視覚化したものとして多くの人を慰めた。

シエナの聖カタリナも「慈悲のマント」のヴィジョンを語った一人であり、母なるマリアのもとにすべての信者が集まり守られるというイメージは、教会の「神の家族」としての自己理解とも深く結びついている。

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