聖イグナティウス・デ・ロヨラ - The Sacred Secret
聖人

聖イグナティウス・デ・ロヨラ

イニゴ・ロペス・デ・ロヨラ(洗礼名)
San Ignacio de Loyola(西)/ Saint Ignatius of Loyola(英)/ Sanctus Ignatius de Loyola(羅)
◆ 年代1491年頃10月23日〜1556年7月31日(享年約64歳)
◇ 出身地スペイン・バスク地方ロヨラ城
◆ 祝日7月31日
◇ 守護分野イエズス会・霊的退修・兵士・教育・バスク地方・スペイン
◆ シンボル
IHS(イエズス会の紋章) 本・書物 軍服と傷ついた脚 太陽の輝き
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Life / 生涯

聖イグナティウス・デ・ロヨラは1491年頃、スペイン・バスク地方のロヨラ城に生まれました。若い頃は騎士として宮廷に仕え、武勇を誇る野心的な人物でした。しかし1521年、パンプローナの戦いでフランス軍との戦闘中に砲弾を受けて両脚を負傷、長い療養生活を余儀なくされます。

療養中、読むものがなく仕方なく手にした聖人伝とキリスト伝によって、彼の内面に深い変革が生じました。英雄的な騎士への憧れと、神への完全な奉仕への渇望の間で葛藤しながら、彼は次第に後者へと向かっていきます。回復後、イグナティウスはロヨラの洞窟にこもって激しい苦行と祈りの日々を送り、神秘的体験を経て「霊操(Ejercicios Espirituales)」の基礎を築きました。

その後パレスチナ巡礼、スペインとパリでの神学研究を経て、1534年にパリのモンマルトルでフランシスコ・ザビエルら7名の仲間とともに誓いを立て、「イエスの会(イエズス会)」を結成します。1540年に教皇パウルス3世によって正式に承認されたイエズス会は、教育・宣教・学術研究を柱とした活動を世界各地で展開しました。

イグナティウスはローマにてイエズス会の初代総長として生涯を捧げ、1556年7月31日に帰天しました。

Episode / エピソード・霊操

イグナティウスの最大の遺産のひとつが「霊操(霊的修練)」です。これは4週間にわたる黙想の体系で、罪の認識から始まり、キリストの生涯の黙想、受難、復活へと段階的に進む構造を持ちます。現代においても世界中のイエズス会修道院や霊的退修の場で実践されており、キリスト教霊性の歴史において最も影響力のある著作のひとつとされています。

また「神の大いなる栄光のために(Ad Maiorem Dei Gloriam / AMDG)」というモットーはイグナティウスの精神を端的に表すものとして、今もイエズス会の標語として用いられています。

彼が育てた同志の中には、アジアへの宣教を果たした聖フランシスコ・ザビエルや、後に複数の地域で宣教した聖ペドロ・ファーベルらが名を連ねます。教育への強い関心から各地に学校を設立し、そのネットワークは今日でも世界中の「上智大学」「ジョージタウン大学」など多くのイエズス会系大学に受け継がれています。

Patronage / 守護の由来

イエズス会の創設者として、霊的修練・教育・宣教活動に携わる人々の守護聖人とされています。また、もとは武人であったことから兵士の守護聖人にも数えられます。

出身地バスク地方とスペインの守護聖人でもあり、特にスペイン語圏のカトリック信者から深く崇敬されています。IHS(イエスを表すギリシャ語の略)の紋章は、イエズス会のシンボルとして世界に広まりました。

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