聖ソフィア - The Sacred Secret
聖女

聖ソフィア

ソフィア/ソフィー
Sainte Sophie(仏)/ Saint Sophia(英)/ Sancta Sophia(羅)
※ 聖ソフィアに関する歴史的記録は限られており、その生涯の詳細は後世に伝えられた伝承に基づいています。同名の聖人が複数存在しますが、このページでは8月1日の祝日を持つローマの聖ソフィアを記述しています。
◆ 年代2世紀頃(没138年頃)
◇ 出身地ローマ(現イタリア)
◆ 祝日8月1日
◇ 守護分野信仰・知恵・ローマ(地方的)
◆ シンボル
棕櫚の枝(殉教) 三人の娘
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Life / 生涯

聖ソフィアは2世紀のローマに生きたキリスト教徒の未亡人で、信仰・希望・愛(ラテン語:Fides、Spes、Caritas)という名の三人の娘の母として伝えられています。皇帝ハドリアヌスの治世(117〜138年)にローマで迫害を受け、三人の娘たちはそれぞれ殉教しましたが、ソフィア自身も娘たちの墓のそばで祈りながら亡くなったとされます。

伝承では、ソフィアは三人の娘が次々と苦しみながら殉教していく姿を見届けながらも信仰を保ち続けました。娘たちの死から3日後、ソフィアは娘たちの墓の前で息を引き取り、その生涯を閉じたと伝わります。苦しみと悲しみの中でも信仰を手放さなかったその姿から、彼女もまた殉教者に準ずる聖人として崇敬されることになりました。

東方教会ではソフィアと三人の娘は「聖ソフィア、聖フィデス、聖スペス、聖カリタス」として9月17日に祝われており、西方カトリック教会では8月1日が聖ソフィアの記念日とされています。

Episode / エピソード・伝承

「ソフィア(Sophia)」はギリシャ語で「知恵」を意味し、三人の娘の名「フィデス(信仰)・スペス(希望)・カリタス(愛)」は、聖パウロが第一コリント書13章で述べたキリスト教の三つの主要な徳(信・望・愛)そのものです。母と娘の名前がそろってキリスト教の根本的な徳を象徴していることから、この物語は非常に象徴的な性格を持ち、史実というより神学的・寓意的な伝承として理解される面もあります。

ローマのアヴェンティーノの丘には聖ソフィアと三人の娘に捧げられた教会が建てられたとされ、彼女たちの遺骸はその後ドイツのエッシュヴァイラー(現在はエスヒュヴァイラー近郊)にも移されたと伝わります。娘たちの物語はヨーロッパ中世の殉教者崇敬において特に人気が高く、絵画や彫刻にも多く描かれました。

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