聖ラケル - The Sacred Secret
聖女

聖ラケル

ラケル/ラヘル
Rachel(英・ヘブライ)/ Rachel(羅)
※ ラケルは旧約聖書の族長時代の人物であり、歴史的な文書記録は聖書の記述に基づきます。カトリック教会では聖人・義人として崇敬されています。
◆ 年代紀元前(族長時代)
◇ 出身地メソポタミア(現イラク・シリア地域)
◆ 祝日11月1日
◇ 守護分野母親・不妊に悩む女性・出産
◆ シンボル
井戸 マンドラゴラ
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Life / 生涯

ラケルは旧約聖書に登場する族長ヤコブの妻であり、イスラエル十二支族の祖先となる人物です。ラバンの娘として生まれ、羊飼いとして父の羊の世話をしていたところ、旅の途中で立ち寄ったヤコブと井戸のほとりで出会いました。ヤコブは一目でラケルを愛し、彼女を妻にするためにラバンのもとで七年間働きます。

しかし婚礼の夜、ラバンはラケルではなく姉のレアをヤコブに与えるという欺きを行いました。ヤコブはさらに七年間働くことを条件にラケルとも結婚することを許され、計十四年の奉仕の末にようやく彼女を妻として迎えます。聖書は「ヤコブはラケルのために働いた七年間を、彼女への愛のゆえに、ほんの数日のように感じた」と伝えています。

長年子どもに恵まれなかったラケルでしたが、神の憐れみによってヨセフとベニヤミンを産みます。しかし次男ベニヤミンを出産する際に難産のために息を引き取り、エフラタ(後のベツレヘム)の近くの道端に葬られました。旧約聖書の伝承では彼女の墓は「ラケルの墓」として今日まで記念されています。

Episode / エピソード・伝承

ラケルの名はヘブライ語で「雌羊」を意味し、彼女が羊飼いであったことと符合します。姉レアとの間に生まれた長年の葛藤と、子への強い願望は聖書の中で深く描かれており、不妊に悩む女性たちの祈りの対象となってきました。

預言者エレミヤの書には「ラマで声が聞こえる。嘆きと激しい泣き声が。ラケルがその子らのために泣いている。彼女は慰めを拒む。子らがもういないから」(エレミヤ書31章15節)という有名な言葉が記されており、新約聖書でヘロデ王によるベツレヘムの幼児虐殺の際にも引用されています。このため、ラケルは子どもを失った母親たちの守護者としても崇められてきました。

息子ヨセフはラケルの長男として、エジプトで大臣となりイスラエルの民を救う重要な役割を果たします。ラケルへの愛情から始まったヤコブの長い奉仕の物語は、愛の忍耐と神の??の象徴として古くから語り継がれてきました。カトリック教会では11月1日(諸聖人の日)周辺に彼女を記念します。

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