聖テオドール - The Sacred Secret
聖人

聖テオドール

テオドール・ティロ/テオドロス
Theodoros Tiron(希)/ Saint Theodore Tiro(英)/ Sanctus Theodorus(羅)
※ 聖テオドールには「ティロ(新兵)」と「ストラテラテス(将軍)」という2人の同名殉教者が伝えられており、両者の伝承が後世に混合していることがあります。ここでは11月9日に記念される聖テオドール・ティロを中心にご紹介します。
◆ 年代生年不詳〜306年頃
◇ 出身地小アジア(現トルコ・ポントス地方)
◆ 祝日11月9日(西方教会) / 2月17日(東方教会)
◇ 守護分野兵士・新兵・囚人・ヴェネツィア
◆ シンボル
鎧と剣 竜・蛇 棕櫚の枝
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Life / 生涯

テオドールはローマ軍の新兵(ティロ)として小アジアのマルスィアス部隊に所属していたとされます。ディオクレティアヌス帝による迫害(303〜311年)の時代、彼はキリスト教信仰を公言することを拒まず、異教の女神キュベレーの神殿に放火したとして逮捕されました。

当局の尋問に対してもテオドールは信仰を捨てることを拒み、拷問を受けた後に火刑に処されたと伝えられています。殉教の地はポントスのアマセイア(現アマスィア)とされており、彼の遺骸は後に各地に移送されて大切に祀られました。東方教会では特に古くから崇敬されており、コンスタンティノープルのパトリアルカルにも関連する重要な聖人です。

Episode / エピソード・伝承

テオドールにまつわる有名な伝承に「コロドウスの竜退治」があります。故郷の村を脅かす竜を退治したという英雄的な伝説が伝わっており、これが後世のゲオルギウス(聖ゲオルギウス)の竜退治伝説の原型の一つになったともいわれます。この伝承から、テオドールは鎧をまとい竜を踏みにじる姿で描かれることが多くあります。

ヴェネツィアの初代守護聖人としても知られており、サン・マルコ広場に立つ2本の円柱のうちの一方には、テオドールが竜(ワニとも)を踏みにじる像が今も立っています。後にヴェネツィアは聖マルコの遺骸を安置してからは聖マルコを守護聖人として崇めるようになりましたが、テオドールへの崇敬は今も続いています。四旬節の第1土曜日に東方教会で行われる「テオドールの土曜日」という記念日も、彼への敬意を今に伝えています。

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