聖ベンジャミン - The Sacred Secret
聖人

聖ベンジャミン

ベンジャミン/ベニヤミン
Saint Benjamin(英)/ Sanctus Beniamin Diaconus(羅)
※ 聖ベンジャミンはローマ殉教者録に記載されていますが、一般ローマ典礼暦(普遍暦)には含まれていません。東方正教会では10月13日に祝われます。
◆ 年代329年頃〜424年頃
◇ 出身地ペルシア(現在のイラン)
◆ 祝日3月31日
◇ 守護分野説教師、伝道者(福音宣教師)
◆ シンボル
葦(殉教の道具)十字架助祭の衣
画像準備中 - Image Coming Soon

Life / 生涯

聖ベンジャミンは5世紀初頭のペルシア(現在のイラン)に生きた助祭で、殉教者です。彼が生きた時代、ペルシアのキリスト者たちは王イスデゲルド1世(在位399〜421年)の治世まで約12年間の平和を享受していました。しかし420年、無分別なキリスト教司教が拝火教の聖域を焼き払ったことがきっかけとなり、40年続く迫害が始まりました。

イスデゲルドの跡を継いだ息子ヴァラヘス5世は、さらに苛烈な迫害を行いました。ベンジャミンは信仰を理由に1年間投獄されましたが、東ローマ皇帝テオドシウス2世の大使の仲介によって釈放されました。ただし条件は「宮廷の者に対して信仰の話をしないこと」でした。しかしベンジャミンはこれに従うことができず、「キリストを宣べ伝えることが私の務めであり、沈黙することはできない」と宣言し、再び逮捕されました。424年頃、指と足の爪の間に鋭い葦を刺し込まれるという拷問を数回にわたって受け、最終的に結び目のある杭を体に挿し込まれて殉教しました。

Episode / エピソード・伝承

王の前に連れ出されたベンジャミンは、「もし王の臣下の中の一人があなたに背いて戦争をしかけたなら、あなたはどう思われますか」と問いかけました。「それは許しがたいことだ」と王が答えると、ベンジャミンは「では私もキリストへの忠誠を捨てることはできません」と答えたといわれています。この言葉は彼の揺るぎない信仰を示す証言として後世に伝えられました。

ベンジャミンの殉教は、ペルシア迫害の中でも特に残酷な拷問を受けた例として史書に記録されています。彼の名は旧約聖書のヤコブの末子ベニヤミンに由来し、カトリック世界では説教師・助祭の守護者として崇敬されています。東方キリスト教会でも記念日が守られており、東西の教会を超えた信仰の証人として位置づけられています。

PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る
  • メダイのサイズ保管方法

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。